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Channel: ガソリンアレイの日々の出来事
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所司純一選手からPEGASEホイールのファーストインプレッションを頂きました

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サポート選手も決定し、PEGASEカーボンホイールも順調にお届けさせていただいた皆さんにお使いいただいております。
おかげさまで現在、余裕を持って用意したリムがかなり少なくなっておりますが、近日再度入荷しますのでご安心下さい。

さてサポート選手も決定し、早速供給した所司純一選手(MOJYUMA)から初乗りインプレッションを頂きました。
今回サポート選手を募った理由はいろいろあるのですが、簡単に書くと下記のような理由です。

●強い選手に乗ってもらう事により、いろんなフィードバックが得られる。
 それはポジティブな面だけでなくネガティブな面も含めて。
 レースを「走る実験室」と表現したのは本田宗一郎氏でしたが、
 まさにそれを狙ったのであり、ここから得られたものはホビーライダー、
 ツーリスト、ビギナーライダーに必ず還元出来ると確信しています。

●私のオリジナル・ホイールがカンパ、ZIPP、シマノ、ENVEなどと比べても
 遜色なく、互角以上の戦闘力がある事を証明したいという挑戦心。

●PEGASEブランドを広めたいという広告戦略的な意味合い。

●自分自身がレーサーやいろんな人との出会いや関係を楽しみたい(笑)。

と思っています。
まず自分がこのプロジェクトを楽しんで、そこから得たものを今後のホイール造りに還元させたいのです。
途中5年程自転車から離れていましたが、ホイール造りをはじめて33年になりました。
未だに満足はしていません。
日々いろんなアイデアがあり、私の組むホイールは常にアップデートしています。
挑戦を忘れればそこで進歩が止まってしまうのは、何をするにも同じです。
更なるクォリティーアップを目指しますので、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

前置きが長くなってしまいましたが、所司選手のファーストインプレッションを原文のままご紹介させていただきます。


本日アップダウンを含む66キロをNEWホイール『ペガーズ』にて
走行しました。率直な感想を書きたいと思います。

まず最初のひと漕ぎで、あれっ?っと思いました。というのも1200グラム
以下のホイールなのに、抜けるような軽さがありませんでした。
店長に組んでいただいたリフレックスホイールは、重量こそペガーズより
あるもののひと漕ぎの軽さはピカイチだったので、この漕ぎだしで上りは
どうなるんだろうと、少し不安でした。でもこの不安は見事に裏切られました。

上りに入って、シッティングであろうがダンシングであろうが、抜けるような
軽さはありませんでしたが、不思議なことに、ギアはいつもよりかかっていました。
結果、漕いでいる感覚としては軽くはないのですが、スピードが落ちることは
まったくなかったです。コリマMCC+や、エンビ完組はどちらも超軽量ディープリムホイールで、どちらも所有して、実際にレースでも使っていました。このホイールのどちらも上りやダンシング時の抜けるような軽さを有していました。が、それらのホイールには感じなかったある意味、重さですが、この感覚的な軽さや重さがまったく意味がないように思いました。とにかく感覚とはまったく逆の走りを上りでしていました。

50ミリというハイトがそう感じさせるのか、特殊な剛性がそう感じさせるのかは僕にはよくわかりませんが、とにかく上りでスピードが落ちませんでした。
平地は、「オンザレール」といった感覚でしょうか。とにかくまっすぐ、どこまでも転がります。20キロくらいまではややもっさりとした感覚ですが、1度回り出せば伸びるし進むし…。軽量ホイールにありがちな腰高感が皆無でした。
上記にも書いた超軽量ホイールは踏みだし、加速感はいいものの、40キロを
境にスピードが伸びなくなったのですが、今日、55キロまで加速させましたが、ずっと伸びていました。軽量ホイールなのに、平地でもやはり軽量ホイールではない走りでした。
今まで乗ってきた沢山のホイールと比べて、段違いのスピード維持力でした。僕はスプリンターですから40までの加速じゃなく、40からの加速や維持を求めていたので、まさに求めていたホイールです。
乗った感じは凄い硬さはまったく感じませんが、力をこめて踏んだ時に硬さを感じます。
ヒラヒラした感じだと加速させにくいのですが、踏んでも踏んでも加速するこの感覚が非常に気持ち良く、下手したらあっとゆう間に脚が終わってしまいそうでした(笑)

ブレーキは現在ENVEの純正シューをつけていますが、すごく効きます。
スイスストップのシューも持っていますので、シューのマッチングはいい方を使いたいと思います。

感覚を言葉にするのは難しく、文章力がないのでうまく表現できていないかもしれませんが、そんな感じでした。とにかく得意なクリテ、サーキットでの強力な飛び道具を与えてもらってとても興奮しています。結果につながると思います。開幕がますます楽しみになりました。

今回私がPEGASEカーボンで狙ったのは圧倒的な駆動剛性の高さです。
ディスクホイールの樣なダイレクト感とロープロアルミリムで組んだ手組みのしなやかさと扱い易さ、相反する特性を両立出来ないか?
もちろん高次元の運動性能は維持したまま。

所司選手にインプレをもらって、ある程度は達成出来たのかなと思っています。
しかしまだまだアイデアはあり、挑戦は続きます。
今後のガソリンアレイ・ホイールの成長をご期待下さい!
所司君ありがとうね!!今年は一発美味しい所を持って行ってくれ(笑)


◉所司選手 今シーズンの供給ホイール
フロントリム  :PEGASEカーボン 50mmハイト 20H
リアリム    :PEGASEカーボン 50mmハイト 24H
スポークパターン:フロント:ラジアル
         リア  :16/8
         ドライブサイド16本(3cross タンジェント)
         アンドライブサイド8本(ラジアル)
フロントハブ  :TNI WING CERAMIC 20H
リアハブ    :TNI WING CERAMIC 32H(CAMPAGNOLO)
スポーク    :SAPIM CX-RAY SLV
ニップル    :SAPIM ALMINIUM GREEN


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